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転職を考えるとき

自身の体験談です。私は新卒で、実習先でもあった、県内でも少し大きな総合病院に就職しました。憧れていた病院での看護師ということもあり、ものすごく嬉しかった記憶があります。
実習で教えてもらっていた素晴らしい看護師さん。その方々と肩を並べて一緒にはたらけるのです。就職してからの四年間、本当に楽しくて、毎日が充実していました。考え方も看護の方法も心から尊敬できる人たちばかりでした。
尊敬できる人が上司にいる職場って、ほんと貴重で、ありがたいことなんだなあ、と、後々気づくことになります。

就職して、五年目です。このくらいの時期になると、だいたい異動があります。私は、同じ系列の地方の病院に転勤させられることになりました。自分の希望は全く無視です。希望していたかも違えば、場所もちがいました。それでも、頑張るしかない、と心を奮い立たせて、田舎に引っ越し、転勤先でがんばりました。しかし、そこはとても閉鎖的な部外者をよそ者扱いし、理不尽に疎外される残念な職場でした。
どうにか馴染まなきゃ、私自身仕事がうまくできなくなる、という恐怖心と焦り。いつしか心が病んでしまいました。
それでも、どうにか一年がんばりました。しかし、限界だったのでしょう。夜勤明けに、交通事故を起こしてしまったのです。無意識の行動だったのだと思います。ただ逃げたい、今の職場をやめたい、元の病院にかえりたい、その気持ちは常にあったため、一人で横転事故をするほど、注意が散漫していました。
そのくらいから、やっと私自身のことを考えはじめました。このままここにいて、たとえば、医療ミスをおこしたり、患者さんに取り返しのつかない失敗をしてしまったら、私の看護師としての免許がなくなってしまうかもしれない。
私自身、守ってもらえない環境で、自分を潰したくない。その気持ちはどんどん膨らみました。というのも、その地方の病院は手術室に麻酔科医がいなかったのです。その環境のなか、私達看護師が、医師に言われるまま、麻酔の操作をし、手術がおこなわれていました。麻酔に対する専門知識はありませんでしたし、特別に研修があるわけではありませんでした。いつ何が起きてもおかしくない環境で、私は、自分の身を守る方法さえわからなくなっていました。
私の正常な感覚が残っているうちに、どうにか少しでも病院を変えたくて、看護部長しつを訪ねました。職場のいじめのような圧力について、手術室に麻酔科医がいないということの危険性。私は自分の危機をうったえましたが、びっくりするほど、跳ね除けられました。ただ、今に従え、と、言われたような気がします。
その時思いました。あー、私はただの駒にすぎないんだなあ、と。
そして決心しました。ここにいては潰される。私はここにいてはいけないのだ、と。翌年、退職届けを出しました。ほぼ誰にもとめられることはありませんでした。
その後、私は転職することになります。看護師としてではなく、違う職業でした。退職し、転職してふりかえり、その時の心境を時々思い出します。
長く看護師として勤務している人は、本当に素晴らしいとおもいます。いろいろな環境の変化や辛いこと、守ってもらえないこと、それさえ全て乗り越えて、今も続けている。というか、おそらくやめる決定的な理由がないのだと思います。
ただ、私の場合、看護師としてあの場所で続けることが、もう、「無理」でした。要するに、自分を守る為には、続けるという選択肢よりも、辞めるとか、職場を変えるという選択肢の方が優っていたのです。今でもよく言われます。「あの病院やめたの?今も続けていたらどんなに楽な生活ができていたか…」と。確かに人それぞれだとおもいますが、私自身大好きだった看護師をやめること、大病院を退職すること、お金の面、すごくすごく迷ったし、苦しかったですが、私はあの時辞めてよかったと思っています。

正直、人生であんなに、いろんなことを天秤にかけながら迷った経験はありません。どんな仕事もそうだとはおもいますが、退職や転職という行動は一大事だとおもいます。少なくとも私にはすごいエネルギーのいることでした。
そして、あの時、辞めてよかっだ理由の一つに、やはり私は看護師が大好きだということを改めて知りました。あの時、不安定な精神の中で、重大な失敗をおこしていたら、私はもう看護師ができていないでしょう。
今、こうやって、違う場所でもまた看護師として働いている喜びを噛み締めながら、今日も誰かのひまわりになれるように、誇りを持って看護師をしています。

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転職エージェントは可能性を教えてくれる

異業界や未経験の職種にチャレンジしようと思ってる人にこそ、転職エージェントはおすすめしたいサービスです。
転職で全く新しい世界にチャレンジする場合、最大の問題となるのがこれまで培ってきたキャリアを次の職場でどう活かせるかをアピールすることになります。

これが意外と難しい。

転職者の中には全く見当違いなアピールをしてしまう人が多いのです。

例えるなら、これまでずっと少年野球をしてした人がサッカー部に入部するアピールとして肩の強さを持ち出すようなものです。

いくら肩が強くても、それがサッカーに活かせるとは思えないため、この人はサッカー部には入れてもらえないでしょう。

走り込みで鍛えた走力やノックで鍛えられた反射神経をアピールしていれば、この人は念願かなってサッカー部に入れていたかもしれません。

なぜ、このような間違ったアピールをする人がいなくならないのか。

それは、自分の能力についての理解が足りず、同時に相手が求めている能力についての理解も足りなかったからです。

先ほどの人の例に戻ると、自分の能力について理解が足りないため、走力や反射神経といった長所を思い付きませんでした。

また、サッカー選手に求められる能力を理解していなかったため、肩の強さというサッカーとあまり関係がない要素をアピールポイントに選んでしまったのです。

転職にも、自分に対する理解と業界や職種に求められる能力の理解が必要です。

とはいえ、自力でその2つの解にたどり着くことは簡単ではありません。

そこで、転職エージェントが活躍してくれます。

客観的な視点からあなたを分析し、どのような強みを持っているのかを詳しく教えてくれます。

また、あなたの希望する業界や職種が求めている人材についても、これまでの経験から豊富な知識を持っています。

転職エージェントの力を借りることで、見当違いの無駄なアピールをしてしまう失敗を回避できるのです。

転職で未経験の世界に飛び込んでいきたい人にとってこそ、転職エージェントは頼もしい味方になってくれます。

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